逆転のアサナをご紹介します《鋤のポーズ》
ハラサナ HALASANA हलसन
《鋤のポーズ》
床の上に仰向けになる。両足は閉じておく。
両手は体にそえて、掌を下にして床に伏せておく。
腹筋だけを使い、両足を上げていき、床と垂直になるところまで(90度)もってくる。
両手を床に押すようにし、腰を上げ、転がるように腰から背中をゆっくり上げていく。
両足は頭の上の方に下げていき、指先が床につくようにするが、無理をしなくてよい。
両肘を曲げ、サルヴァンガサナ 同様に掌で背中を支える。
この最終ポジションで苦痛を感じない程度の時間をおく。
スタートポジションに戻るにはまず、両手を下げ、床に掌をつけ、ゆっくり背中から腰を下ろしていく。両足を床と垂直になる位置に持ってくる。腹筋を使い、足を下げてくる。
この時、膝が曲がらないようにする。
Breathing:スタートポジションで吸気。足、体幹を上げ最終ポジションまでの間、呼吸を止める。最終ポジションで深くゆったり自然呼吸。足、体幹を下げ、スタートポジションに戻るまで呼吸を止める。
Duration:初心者は最終ポジションを15秒から。週に数秒間増やすようなペースで行っていく。10分以上まで延ばしてもよい。
Awareness:Physical- 腹部に。背部を弛めることに。呼吸に、または甲状腺に。
Spiritual- マニプラ・チャクラに。ヴィシュッダ・チャクラ に。
Sequence:可能であれば、このアサナは サルヴァンガサナ から続けて行うとよい。サルヴァンガサナから、両足を頭の方に下げてバランスをとり、ゆっくりと両手を床に持っていき、スタート時ように掌を伏せる。全身リラックスさせ、足をさらに下げていき、指先が床につくまで下げていく。膝が曲がらないようにすること。
このアサナの後には、マツヤサナ か ウシュトラサナ、または スプタヴァジラサナ を行う。下記のバリエーションを続けて行ってもよい。パスチモッタナサナ の予備練習にいいアサナである。
Contra-indications:ヘルニア、坐骨神経痛、重度の 高血圧症、背部に問題のある人、特に頸部関節炎の人はこのアサナは行わないこと。
Benefits:このアサナで横隔膜が動くことにより、内臓マッサージの効果があり、消化促進、便秘 解消、脾臓や副腎を活性化。膵臓と腎臓の働きを整え、インシュリン分泌を正常にさせる。腹筋を鍛え、背部の凝りを弛める。脊髄神経を調節し、交感・副交感神経の働きを整える。全身の血行をよくする。甲状腺へ働きかけ、全身の新陳代謝をよくする。同様に、胸腺へ働きかけ、免疫力を高める。このアサナは、喘息、気管支炎、便秘、肝炎、泌尿器、月経異常 へのヨガセラピーとして用いられている。
Variation1:最終ポーズから、全身がフルストレッチされるまで、つま先を頭上に数歩進める。顎が腿につくようにする。ここで苦痛を感じない程度の時間をとる。自然呼吸。このポーズは特に上背部、頸部へのストレッチとなり、上部の脊椎の柔軟性を養う。
Variation2:最終ポジションで、頭上につま先を数歩進める。膝が曲がらないようにすること。両手で足つま先をつかむ。肘を曲げないようにする。自然呼吸で、苦痛を感じない程度の時間をおく。このポーズでは特に下背部、腰部をストレッチさせる。
これらのバリエーションの後は通常のハラサナに戻ってから、スタートポジションに戻ること。
【目のヨガ・エクササイズ5】ヨガ・セラピー
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蓮肩立ポーズ【逆転のヨガ・アサナ5】
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立位スウィングのポーズ【立位のアサナのヨガ13】
立位スウィングポーズやり方説明。このアサナで疲労回復と血行をよくし、自律神経を調節できる。背部とハムストリングのストレッチ、腰をゆるめ、内蔵のマッサージにもなる。リンパの流れをよくし、毒出し作用にもなる。とくに脳に効く。
サントゥラナサナ(均衡のポーズ)【均衡のアサナのヨガ19】
サントゥラナサナ-SANTOLANASANA-संतुलनासन このアサナでバランス力、平衡力、平情心を養う。肩、腕、背部の筋力をつけ、背筋と腹筋の相互作用を高める。マニプラ・チャクラに
倍角のポーズ【立位のアサナのヨガ11】
倍角のポーズやり方説明。DWIKONASANA द्विकोणासन このアサナは胸部と頚部を鍛える。とくに成長期の若年者にとてもいいエクササイズである。直立した時に吸気。上半身を前にたおしながら呼気。上半身を起こしながら吸気。