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流行性耳下腺炎-病気・症状と治療
流行性耳下腺炎 Epidemic Paratitis
流行性耳下腺炎とは
俗に 「おたふくかぜ Mumps」
ムンプスウイルスによる急性耳下腺炎を伴う全身感染を生じる疾患。
飛沫感染 or 直接感染 → 終生免疫を獲得
流行性耳下腺炎の疫学
学童が主体、30~40%は不顕性感染
15%は思春期から成人で発症
流行性耳下腺炎の病態
気道から侵入したムンプスウイルス粘膜上皮細胞で増殖、所属リンパ節でさらに増殖の後
→血中に進入し第一次ウイルス血症を起こす
→親和性のある臓器に侵入し一段ろ増殖、第二次ウイルス血症を来たす
耳下腺、膵臓、精巣、卵巣、甲状腺といった全身の腺組織、髄膜、内耳
流行性耳下腺炎の症状
潜伏期 … 2~3週
- (前駆症状)発熱、頭痛、全身倦怠感
数日で解熱 - 耳下腺の腫脹(耳下腺炎) 【ウイルスの増殖が免疫応答を凌いだ】
両側は有痛性(自発痛、圧痛) (膿汁、発赤はない) 【∵細菌感染症ではない】
腫脹は4日目をピークに1週間で消退
耳下腺腫脹が消退するまで、登校禁止
【∵ウイルスは耳下腺腫脹数日前から、腫脹が消失するまで排泄される】
流行性耳下腺炎の合併症
- 無菌性髄膜炎
- 膵炎
- 精巣炎 (30%) 第二次性徴候以降の感染に合併
片側性に精巣腫脹と疼痛、嘔吐 → 不妊の原因となるとこは稀 - 髄膜脳炎
- 卵巣炎(成人)
- 甲状腺炎
- 片側性内耳性難聴 (急性の感音性難聴)
家庭で出来る流行性耳下腺炎のお灸のツボ(経穴・つぼ)
然谷(ねんこく)、 足の第1指裏付根外側横紋端
流行性耳下腺炎のホメオパシーレメディー
Aconite:初期の咽喉痛。熱。
Apis:
Belladonna:
Merc sol:腺の腫脹。
Pulsatilla:腺の腫脹。粘着性の涙。
流行性耳下腺炎のレイキ・ヒーリング(霊気療法)
○チャクラについて »
Chakras
ヴィシュッダ・チャクラ Vishuddha(Throat Chakra)
Positions
基本ポジション+反応のあるところ、胸腺、咽喉、耳下腺。