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歯痛-病気・症状と治療
歯痛 Toothache
歯痛の分類と鑑別
原因疾患:主に齲蝕症(齲歯、虫歯)、辺縁性歯周炎
上歯痛-三叉神経、第2枝(上顎神経)の上歯槽神経の知覚領域
下歯痛-三叉神経、第3枝(下顎神経)の下歯槽神経の知覚領域
分類
- 原発性歯痛:歯およびその支持組織(歯周組織)に疾患がある場合 齲歯、辺縁性歯周炎、歯肉炎など
- 続発性歯痛:全身性疾患の一症状として起こるもの(白血病など)
- 反射性歯痛:歯に至る神経の途中の疾患や関連痛としての歯痛
- 三叉神経痛:初発で歯痛の出る場合もある
齲歯(うば) 「むし歯」
概念:齲触に侵されている歯
成因:諸説あり 酸脱灰、蛋白溶解、ホスファターゼなど
細菌感染 … ミュータント菌(ストレプトコッカス・ミュータンス)が重要視される
外因 … 食物残渣、唾液分泌量の減少、食物の性状(炭水化物)
内因 … 歯の形態、栄養、全身性疾患(糖尿病)、内分泌障害(副甲状腺、性腺)
顔蝕の進行度と症状
C1:エナメル質に生じた初期の醸歯(自覚症状なし)
C2:象牙質層まで進行(温冷刺激により、一過性に”しみる感じ”が出現)
C3:歯髄まで進行(一過性の痛みに加えて、炎症時の自発痛が加わる)
C4:歯冠が崩壊、残根状態(蜂巣炎、骨髄炎などを起す)
歯痛の東洋医学的な見方
歯は《骨余》。 歯(骨)は《腎》が主り、陽明は歯齦をめぐる。
関係の深い臓:《腎》
関係の深い経絡:《陽明》
上歯-《足陽明胃経》
下歯-《手陽明大腸経》
分類
- 実火(胃火)による歯痛
偏食(辛・甘・油っこい物の多食) → 胃腸の熱 → 陽明経脈に沿って上炎(不通即痛)。
特徴:突発的で比較的強い痛み。歯齦が腫れる、口臭、口渇、便秘などを伴う。 - 虚火による歯痛
老化・房事 → 腎陰虚 → 虚火上炎 → 歯髄の損傷(不栄即痛)。
特徴:時々軽度に痛む(隠痛)、歯が浮いて痛む。
鍼灸治療
歯肉炎(初期)、三叉神経痛が適応となる。
鎮痛、局所の血流改善、全身状態の改善が目的とされる。
家庭で出来る歯痛のお灸のツボ(経穴・つぼ)
頭を後ろにたおしてできる横紋の中央
○奥歯 : 肩井(けんせい)、 翳風(えいふう) 患側に。
○上歯 : 温溜(おんる)、 手三里あたりの圧痛部
○下歯 : 列缺(れっけつ)
○歯茎の腫れ : 温溜(おんる)
○虫歯(痛)予防 : 母指背側爪際
歯痛の精神的および感情的要因
~歯は決心・決意を表している。
~決断力のない、優柔不断さ。
~結論・結果に対して理解力不足。
○歯根
~何に対してもこれ以上食いつくことができない。
~根本的信念が砕かれた。
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歯痛のホメオパシーレメディー
Arnica:歯の治療の後、傷などに。抜歯の出血に。
Calc fluor:虫歯のサポートに。
Coffea:神経の痛み。冷水で軽減する。
Ferrun phos:歯茎の炎症、発赤に。
Hepar sulph:膿。痛み。
Hypericum:刺すような神経性の痛み。
Kali phos:虫歯や治療後のしつこい痛みに。
Mag phos:するどい神経性の痛み。温めることで軽減。
Silica:エナメル質が弱っている。腫れて痛み伴う。
歯痛のレイキ・ヒーリング(霊気療法)
○チャクラについて »
Chakras
ヴィシュッダ・チャクラ Vishuddha(Throat Chakra)
マニプラ・チャクラ Manipura(Solar plexus Chakra)
Positions
基本ポジション+反応のあるところ、顎関節、肝臓。
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