肺炎 Pneumonia
肺炎とは
各種病原微生物により発生する肺の炎症の総称。
肺実質 (肺胞) の炎症性病変。
【肺炎とは、肺における炎症が、器管にとどまらず、肺胞レベルまで伸展した場合をいう。肺胞壁およびその周辺の間質を主体とした炎症は、間質性肺炎と呼ばれる】
肺炎による死亡者は乳幼児と高齢者に多い。
肺炎の分類
○病因による分類
- 病原微生物性 … 細菌、ウイルス、マイコプラズマ、真菌etc
- 非感染性 … 化学物質の吸入など
○病因微生物による分類
- 一般細菌性肺炎 【定型肺炎】
肺炎球菌、肺炎桿菌 (クレブシエラ)、インフルエンザ菌、ブドウ球菌etc - 非定型肺炎 【一般細菌性肺炎と異なる臨床像を呈する群】
マイコプラズマ、クラミジア、レジオネラetc - ウイルス性肺炎
○炎症の主体となる部位による分類
- 肺胞性肺炎 【通常の精勤性肺炎】
- 間質性肺炎 【ウイルス性肺炎】
○病理形態学的分類
- 大葉性肺炎 … 肺炎球菌etc
- 気管支肺炎 … 黄色ブドウ球菌、インフルエンザ菌
○患者因子による分類
- 嚥下性肺炎 … 高齢者、寝たきりに多い 【汚染された口腔内容(食物)が気道に入ることで生じる】
- 就下性 (沈下性) 肺炎 … 衰弱の著しい重症臥床患者、長期間意識喪失患者
【客痰の排泄が不十分で、気管分泌物貯留、これに細菌感染が重なる】 - 転移性肺炎
- 市中肺炎 … (起炎菌) マイコプラズマ、肺炎球菌 【通常の社会生活を営んでいる人にみられる肺炎】
- 院内肺炎 … (起炎菌) MRSA、レジオネラ 【入院中の易感染性の人が二次性に罹患する肺炎】
細菌性肺炎
肺実質が細菌によって炎定性病変を生じたもので、肺炎の中で最も頻度が高い。
多くは飛添感染。 増加傾向。
細菌の種類がはっきりした場合→原因細菌に応じた病名が用いられる。
〔原因〕肺炎球菌が最多。ついで、若年成人:マイコプラズマ、小児・高齢者:インフルエンザ桿菌
〔成因〕嚥下性肺炎、就下性肺炎、医療に伴うもの(気管内挿管や手術など)。健康成人にみられる細菌性肺炎の多くは、かぜ症候群後の二次性肺炎である。
〔症状〕かぜ症候群に引き続き、以下の症状が出現。
- 全身症状 (感染症状) 【細菌感染による炎症症状】
発熱 (高熱)、悪寒・戦慄 - 呼吸器症状 【肺実質の滲出性炎症】
咳嗽 (原則として湿性咳) 【肺実質の滲出液】
痰 … 膿性痰、さび色痰など 【起因菌により性状が異なる】
血痰 【滲出液とともに赤血球が漏出←肺胞の透過性亢進】
息苦しさ 【肺胞換気障害】胸痛はない
(触診)音声伝道↑、(打診) 濁音 【肺胞が滲出液で置換されるため】
(聴診) 断続性湿性ラ音 【気道内へも分泌物が増加】 - 胸膜炎の合併症
胸痛 【肺自身には痛みを感じない。肺の病変が、胸膜に波及したことを疑わせる】
呼吸困難、チアノーゼ 【胸痛による呼吸困難or広い範囲に肺炎が拡大、動脈血の酸素化ができない】
○肺炎球菌性肺炎
代表的な市中肺炎。
5歳以下の小児では鼻咽腔などの上気道に常在している→乳児気管支肺炎、中耳炎の起炎菌。
市中肺炎で、成人では肺炎球菌による肺炎が最多。
祭神の髄膜炎の原因として最多。
典型例では大葉性肺炎の形をとる。
- 稽留熱、喀痰 (さび色痰)、咳嗽、 寛解に至ると自覚症状は劇的に改善。
- 敗血症を引き起こし、劇症化を招くことも稀ではない。
○黄色ブドウ球菌性肺炎
インフルエンザウイルス感染に合併する肺炎として重要。
原則として市中肺炎を引き起こすが、MRSAはほとんどが院内肺炎として生じる。
気管支肺炎の形をとる。
- 全年齢で重症化 (特に乳児では重篤する)
- 肺化膿症*¹や膿胸*²を合併し、しばしば空洞を形成
【菌体外毒素を用いて周囲の組織を破壊するので、空洞を形成】
*1) 肺化膿症:細菌感染 (化膿菌) によって肺に壊死を伴う腱瘍が形成された病態。肺膿瘍ともいう。
*2) 膿胸:胸腔内に膿 (膿性の胸水) が貯留した病態。化膿性胸膜炎とも呼ばれる。 胸内の感染が胸膜に波及して起こる。
マイコプラズマ肺炎
肺炎マイコプラズマによる肺炎。
飛沫感染により、健康人に発症 (当然に市中肺炎となる)。
炎症は肺胞のみならず肺間質にも及ぶ。
代表的な非定型性肺炎の一つ。
学童期や若年者 (5~25歳) に好発。乳児や高齢者では少ない。
4年周期で流行。
- 遷延化する頑固な咳嗽 (原則として乾性咳 (痰を伴わない咳)) 【病変の中心が間質のため】
- 激しい発熱
- 鼓膜炎、中耳炎
ウイルス性肺炎
呼吸器系ウイルスの感染による肺炎。細菌性肺炎よりもはるかに頻度が高いと考えられている。
急性感染 … インフルエンザ等の”かぜウイルス”によるもの。
日和見感染 … 麻疹ウイルス、サイトメガロウイルス等の”非かぜウイルス”によるもの。
間質性肺炎のパターンをとる。
多くは細菌の二次性感染を伴う。
自分で出来る肺炎のお灸のツボ(経穴・つぼ)
○お灸について »
周栄(しゅうえい)、後谿(こうけい)、 足竅陰(あしきょういん)
○咳を止める
脇堂(奇穴)→腋から乳頭までの長さの半分を腋からおろしたところ、
尺沢(しゃくたく)の変動穴
膻中返しの灸=紐を首にかけ輪にしを膻中(正中線上で乳首の高さ)にあて寸法を測り、その紐を首にかけたまま背中に廻し背骨上でとる。
○痰に:豊隆(ほうりゅう)
肺炎の精神的および感情的要因
~絶望感。
~うんざり。
~癒されない心の傷。
肺炎におすすめのフラワーエッセンス
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肺炎のホメオパシーレメディー
- Aconitum Napellus: 不眠、不安。呼吸困難。乾いた咳。顔のほてるやむくみ、赤み。熱、寒気。
- Antimonium Tartaricum: 蒼白。胸から喉に焼けるような痛み。呼吸困難。めまい。痰。夜間悪化。
- Bryonia: 唇、口の乾燥。頭痛。乾いた咳。さび色、ゼリー状の痰。
- Aconite: 初期の肺炎に。悪寒。風にあたった。肌がほてり乾燥。咳で痛み。
- Ferrum phosphoricum: 高熱。呼吸が早い。疲労感強い。
- Iodine: 呼吸困難。激しい咳。
- Phosphorus: 咳で胸骨の下が痛む。痰。呼吸困難。
- Sanguinaria: かわいた咳。ほてり。午後悪化。
肺炎のレイキ・ヒーリング(霊気療法)
○チャクラについて »
Chakras
ヴィシュッダ・チャクラ Vishuddha(Throat Chakra)
アナハタ・チャクラ Anahata(Heart Chakra)
Positions
基本ポジション+反応のあるところ、胸部、背部。