耳鳴り Tinnitus
WHO(世界保健機構)では、鍼灸治療が 耳鳴り に適応であることを認めています。
耳鳴りとは
外界からの音刺激がないのに生ずる音感覚。
耳鳴りの種類
- 非振動性耳鳴り〔自覚的耳鳴り〕
- 音響刺激なしに生ずる耳鳴りで、患者のみに聞こえる。
- 腫瘍、動脈瘤、血管壁の硬化などによって神経が圧迫されたり、あるいは細菌、薬物、乏血などが刺激を与えると考えられる。
- 振動性耳鳴り〔他覚的耳鳴り〕
- 耳鳴りの音源を捉えうるもの。(体内に雑音源があり、第二者にも聞こえる)
- 呼吸性、筋肉性、血管性、あるいは顎関節性に生ずる。(耳管開放症による呼吸音、耳小骨筋などの攣縮による間欠音、脳底動静脈嬉などの拍動性耳鳴り、など)
*耳鳴り患者の大部分(約95%)は、他の耳症状を合併する。
(難聴[約95%]、めまい[約35%]、耳痛[約20%]、耳閉塞感[約10%]など)
耳鳴りの原因疾患
- 内耳障害性(約75%)
- 老人性難聴(約25%)
- メニエール病(約20%)
- 騒音性難聴(約10%)
- 突発性難聴(約10%)
- 外耳・中耳障害性(約20%)
- 中耳炎(約50%)
- 耳垢塞栓(約20%)
- 外耳道異物
- その他(後迷路性障害、全身性疾患など)
*一般に、低調性耳鳴りは中耳疾患によることが多く、高調性耳鳴りは内耳性、中枢性のことが多い。
鍼灸治療では
耳鳴りがあるが聴力障害はない無難聴性耳鳴りが適応となる。
自分で出来る耳鳴りのお灸のツボ(経穴・つぼ)
○お灸について »
竅陰(きょういん)=耳を縦に二つ折にした先端があたるところ、
完骨(かんこつ) 中渚(ちゅうしょ)
○管狭窄によるもの→照海(しょうかい)
○狭心症によるもの→足裏第二指付け根中央
耳なりの精神的および感情的要因
~聞くことを拒んでいる。
~内なる声に耳を傾けていない。
~頑固さ。
耳なりにおすすめのフラワーエッセンス
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耳なりのホメオパシーレメディー
- Calcarea carbonica: 耳鳴りだけ、またはめまい併発。聴覚障害。耳の中が割れるような感じ。寒がり、疲れやすい、甘いものを欲する。
- Chininum sulphuricum: 聞こえなくなるくらいの大きく響く耳鳴り。ブーンという音。悪寒やめまいで悪化。
- Graphites: 難聴を伴う耳鳴り。シーッという音、カチッという音。便秘ぎみ。集中力に欠ける。
- Lycopodium: うなるような音。エコーがかったような音。耳の感染症。慢性的な消化器系または泌尿器系の問題。
- China: 雑音が気になる。神経質。嘔吐、下痢、発汗、出血などの後で耳鳴り。
- Salicylicum acidum: 発熱で耳鳴り発症。倦怠感。骨伝導に関連する難聴。めまい。メニエール病
- Coffea cruda: 頭の後ろから聞こえてくる耳鳴り。神経質、興奮しやすい。不眠症。
- Cimicifuga: 生理中。雑音に敏感。首肩こり。気分のアップダウンがある。
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耳なりのレイキ・ヒーリング(霊気療法)
○チャクラについて »
Chakras
アジナ・チャクラ Ajna(3rd Eye Chakra)
スヴァディスタナ・チャクラ Svadhistana(Sacral Chakra)
Positions
基本ポジション+反応のあるところ、耳、腎臓。