カンダラサナ KANDHARASANA कन्धरासन
反曲のアサナ Backward Bending Asanas
肩のポーズ
仰向けになり、両膝を立てる。
両足は自分の骨盤の幅で開いておく。
両手で足首をつかむ。これがスタートポジション。
腰を持ち上げ、背中で上向きにアーチをつくる。
胸を高く上げ、顎につくようにし、おへそを出来るだけ高い位置に持ってくる。
肩と足のポジションは動かさないこと。
この最終ポジションでは頭、首、肩、腕と足の裏で体を支えていることになる。
このポーズで苦痛を感じない程度の時間をとる。
ゆっくりと体を下げて元のポジションに戻る。
両手を足首から放し足を伸ばしてリラックスさせる。
Breathing:スタートポジションで深い吸気。体を持ち上げながら呼吸を止める。体を下ろしながら呼気。
Duration:5~10ラウンド。
Awareness:Physical-動作に。腹部、甲状腺に。背部の屈曲に。
Spiritual- ヴィシュッダ・チャクラ または
アナハタ・チャクラ に。
Contra-indications:このアサナは 胃潰瘍、十二指腸潰瘍、腸ヘルニアなどを患っている人は行ってはいけない。
妊娠中の女性、特に臨月に入っている場合は行わないこと。
逆子にいいポーズとされるがきちんと専門の指導者の元で行う必要がある。
Benefits:脊椎を調整するのにいい。猫背など。腰痛、背部痛。
さらに、腹部のストレッチ作用で内蔵のマッサージ効果が得られる。
女性の生殖器官を調整でき、特に、流産しやすい人にはいいエクササイズである。
このアサナは 月経異常 や子宮脱、また 喘息 など呼吸器官の問題、甲状腺の異常などのヨガセラピーとして使用できる。