リラクゼーションのアサナをご紹介します《半脊柱捻曲のポーズ》
アーダ・マツイェンドラサナナ ARDHA MATSYENDRASANA
अर्धमत्स्येन्द्रासन
《半脊柱捻曲のポーズ》
両足を前に伸ばして床に座る。
右膝を立て、右足首を左膝の外側にクロスさせておく。右足先は正面を向いていること。
左膝を曲げ、あぐらをかくように足先を右尻の近くに持ってくる。
左手を右膝と胸の間に伸ばし、右足先または右足首をつかむ。
右膝が左脇近くにくることになる。体軸はなるべく真っ直ぐにさせておく。
右手を前に出し肩の高さまで上げ、目線を右指先に持ってくる。
ゆっくりと体幹と頭と右手を右に捻っていく。
目線は指先を追っていき、最終的には右肩ごし遠くに持っていく。
背中は力を入れず、左手を右足に押すようにして捻る。
右手は背中に回し、左ウエストにおく。
ゆっくりほどいて元のポジションに戻り、反対側で同じ動作を繰り返す。
Breathing:正面を向いているとき吸気。体幹を捻りながら呼気。最終ポジションでは深くゆっくりと呼吸。元のポジションに戻りながら吸気。
Duration:両側1回づつ行う。徐々に最終ポジションでの時間を1~2分に伸ばしていく(または30呼吸)。
Awareness:Physical- 背筋を真っ直ぐにしておくことに。最終ポジションでの腹式呼吸に。
Spiritual- アジナ・チャクラ に。
Contra-indications:妊娠している女性はこのアサナを行わないこと。消化管潰瘍、ヘルニア、甲状腺機能亢進症 などの人は専門の指導のもとで行うこと。坐骨神経痛 や 椎間板ヘルニア などにはとても効果が期待できるが、慎重に行う必要がある。
Benefits:このアサナは腰痛にはとてもいい。腹部のマッサージ効果もあり消化器管を調節できる。アドレナリンや胆汁などの内分泌を調整させ、糖尿病の管理にも用いることができる。副鼻腔炎、花粉症、便秘、気管支炎、腸炎、生理に関する問題、泌尿器管の問題などでも同様に専門の指導のもとで用いることができる。
Variation:初心者や体が特に堅い人は、片足を曲げず、前に伸ばしたまま行ってもよい。足首に手が届かなければ膝を胸につけて抱えこむようにする。
サイタルヤサナ【前曲のヨガ・アサナ1】
サイタルヤサナやり方説明。背部、骨盤部、内腿、股関節のストレッチ。腹部を腿に押しつけて行うと内蔵のマッサージとなる。メディテーションポーズの下準備として最適なエクササイズである。
脊柱屈伸ポーズ【前曲のヨガ・アサナ7】
メヌ・アカルシャナサナやり方説明。このアサナはハムストリング、腿のインナーマッスルを鍛える。体のサイドを鍛え、柔軟性をつくる。足腰の肥満性には引き締め効果がある。
【立位のアサナのヨガ】ヨガ・セラピー
立位のヨガ・アサナ Standing Asanas 座っている時間が長い人、背部のこりや痛みがある人などにはとてもいいエクササイズである。背部、肩部そして下腿のストレッチと筋力強化作用がある。瞑想中の姿勢で背筋が伸びた状態を保つのを助け、呼吸の容量を増やすことができる。
蓮(ルータス)のポーズ【メディテーションのヨガ3】
瞑想のヨガ-蓮のポーズやり方説明。このポーズで脊柱にやさしい刺激をあたえ、自律神経系統へのリラクゼーション効果をもたらすことができる。副交換神経優位になり、呼吸はゆっくりと、筋緊張は減少し、血圧は下がり、消化器系は活発になる。