わたくし乳がんステージ4の食事記録
7月16日
朝ごはん
- フラックスシード+カッテージチーズ
- キャベツ+ハーブ+にんにく+めかぶ
- 海苔+玄米トースト+レンズ豆パン
- 納豆+マッシュかぼちゃ
- きのこ+きゅうり
- 豆パスタ+サーモンクリームチーズ
- みそ汁
- ケフィア+ブルーベリー
- すいか
- コーヒー
- クラッカー+ピーチスプレッド+アプリコットシード+デーツ
スナック
- ケフィア
- カッテージチーズ
7月17日
朝ごはん
- フラックスシード+カッテージチーズ
- キャベツ+カリフラワースープ
- はるさめ+シュリンプクリームチーズ
- ケフィア+ブルーベリー+りんご寒天
- すいか
- コーヒー
- オーツクッキー+デーツ
スナック
- ケフィア
7月18日
朝ごはん
- フラックスシード+カッテージチーズ
- キャベツ+ブロッコリー+ハーブ+にんにく+めかぶ
- 海苔+クラッカー+レンズ豆パン
- 納豆+マッシュかぼちゃ
- きゅうり
- はるさめ+グリーンカレー
- みそ汁
- ケフィア+ブルーベリー
- すいか
- コーヒー
- オーツクッキー+ピーチスプレッド+アプリコットシード+デーツ
スナック
- ケフィア
7月19日
朝ごはん
- フラックスシード+カッテージチーズ
- キャベツ+オニオン+めかぶ
- 海苔+オーツクッキー+レンズ豆パン
- テンペー+マッシュかぼちゃ
- きゅうり
- はるさめ+グリーンカレー
- みそ汁
- ケフィア+ブルーベリー+りんご寒天
- すいか
- コーヒー
- クラッカー+ピーチスプレッド+アプリコットシード+デーツ
スナック
- ケフィア
7月20日
朝ごはん
- フラックスシード+カッテージチーズ
- キャベツ+カリフラワー+にんにく+たまごスープ
- ケフィア+きゅうり
- こんにゃく麵+シュリンプクリームチーズ
- すいか
- コーヒー
- オーツクッキー+パパイヤ+アプリコットシード+デーツ
スナック
- ケフィア
- リコッタチーズ
7月21日
朝ごはん
- フラックスシード+カッテージチーズ
- キャベツ+ブロッコリー+にんにく+めかぶ
- 海苔+クラッカー+レンズ豆パン
- テンペ+マッシュかぼちゃ+肝パテ
- はるさめ+ズッキーニクリームチーズ
- みそ汁
- ケフィア+ブルーベリー+りんご寒天
- すいか
- コーヒー
- クラッカー+ピーチスプレッド+アプリコットシード+デーツ
スナック
- ケフィア
- リコッタチーズ
7月22日
朝ごはん
- フラックスシード+カッテージチーズ
- キャベツ+ブロッコリー+キムチ+にんにく+めかぶ
- 海苔+クラッカー+レンズ豆パン
- テンペ+マッシュかぼちゃ
- はるさめ+ほたてクリームチーズ
- みそ汁
- ケフィア+ブルーベリー
- すいか
- コーヒー
- クラッカー+ピーチスプレッド+アプリコットシード+デーツ
スナック
- ケフィア
- リコッタチーズ
シュウ酸塩による全身の症状と疾患
シュウ酸塩による健康への影響は、想像以上のものだ。発表されている研究も少ないため、まだまだ認識がうすい。そのため、気がつかないうちにかなり悪化してしまうことも多いのではないだろうか。
確認がとれている、シュウ酸塩が原因の疾患と症状をピックアップしてみよう。あまりにたくさんあるので驚いてしまう。
関節
- 関節炎
- 中手指節関節および中足指節関節の軟骨石灰化症
- 脊柱管狭窄症
- 滑膜炎
- 腱鞘炎
- 滑液包炎
腎臓
- 急性尿細管壊死
- 間質性線維症
- 腎石灰沈着症
- 腎結石
心臓
- 不整脈
- 拡張機能障害
- 弁膜症
- 駆出率の低下
- 浸潤過程
皮膚
- 網状黒皮症
- 肢端チアノーゼ
- 顔面および手指の丘疹と結節
- 治癒しない潰瘍
眼
- 網膜シュウ酸沈着
- 眼内シュウ酸カルシウム結晶
- 網膜下および網膜沈着物
神経・筋肉
- 軸索喪失と脱髄
- ミオパチー
- 多発性神経炎
口腔
- 歯周炎
- 顎骨と歯根吸収
- 歯の可動性
骨髄
- エリスロポエチン抵抗性貧血
骨
- 骨折
- 偽骨折
- 硬化症
- 骨嚢胞性変化
- 骨密度の増加
Update on Oxalate Crystal Disease
Calcium oxalate crystals localized in the eye
関節リウマチ
静止状態の関節リウマチ、アミロイドーシス、慢性腎不全を患う患者が、膝に炎症を起こした。シュウ酸塩に特徴的な細胞内両錐形結晶が見つかり、急性関節炎の原因であることが示唆されている。この患者はビタミンCによる治療を受けていたことから、シュウ酸塩の前駆体であるビタミンCが結晶沈着の要因である可能性が提唱された。
ビタミンCのサプリメントは、抗酸化物質としてよく勧められている。アスコルビン酸としてサプリメントになっているものもある。アスコルビン酸は、栄養素のビタミンCとしてはたらくものだ。アスコルビン酸の体内での分解は非酵素的であり、シュウ酸塩の形成につながる。
疫学的証拠から、摂取したアスコルビン酸量がシュウ酸カルシウム結石症の危険因子であり、この危険性が尿中に排泄されるシュウ酸塩の量と関連していることが示されている。腎機能の低下とアスコルビン酸の過剰摂取が相まって、影響を受けやすい人にシュウ酸塩腎症が起こる可能性があることは明らかである。
ビタミンCは多くの食品にも加えられていたりする。注意して摂取は意識的に控えたい。
Rheumatoid Arthritis: Synovial fluid oxalate decomposition
Ascorbic Acid Intake and Oxalate Synthesis
クローン病
過去15年間のデータベースから、出版または電子出版された論文を対象に、クローン病と尿路結石症との関係について取り上げられた。総計901人の患者がこのレビューに含まれ、そのうち95人がクローン病と尿路結石症を同時に発症していることが確認された。
尿石症および腎盂腎炎の発生率は4%から23%で、そのリスクは一般集団やクローン病患者のリスクの10倍から100倍であり、回腸造瘻術や多腸切除手術を受けた患者で頻度が高かった。結石症は腸疾患と診断されてから約4〜7年後に発症し、シュウ酸カルシウム結石が主な原因であるようだ。
クローン病と尿路結石症の合併症は、特に原因不明の腎機能障害、腹痛、尿路感染症を繰り返す患者において、適切に対処されるべきだろう。このような患者には、結石症の危険因子を除外または軽減、結石症の形成とその合併症を予防、腎機能を維持、罹患率を減少させ、最終的にはQOLを改善することを目的とした特別な計画を立ててフォローアップする必要がある。
Urolithiasis and crohn’s disease
高シュウ酸尿症
高シュウ酸尿症は、シュウ酸塩の尿中排泄量の増加を特徴とする。一次性高シュウ酸尿症は、酵素活性の欠損による遺伝性の代謝異常である。二次性高シュウ酸尿症は、シュウ酸塩、シュウ酸塩の前駆体の食事摂取量の増加、または腸内細菌叢の変化によって引き起こされる。
疾患としては、再発性腎結石、腎石灰沈着症、尿路感染症から慢性腎臓病、末期腎臓病まで多岐にわたる。シュウ酸カルシウムの負荷が腎排泄能力を上回ると、シュウ酸カルシウムは全身性シュウ酸塩症と呼ばれるプロセスで様々な臓器系に沈着し始める。
両方のタイプの高シュウ酸尿症に対する保存的治療には、積極的な水分補給とシュウ酸カルシウムの沈殿を減少させる結晶化阻害薬が含まれる。
Primary and secondary hyperoxaluria: Understanding the enigma
冠動脈のアテローム性硬化性シュウ酸沈着症
全身性シュウ酸沈着症は遺伝性のものと後天性のものがある。これらの症例では、動脈の中膜を含む多くの組織でシュウ酸カルシウム沈着が報告されている。
4人の患者(3人はAIDS)において、冠動脈のアテローム性動脈硬化斑内にシュウ酸カルシウム結晶が観察された。同様の沈着は甲状腺や他の臓器にもみられたが、腎臓にはみられなかった。いずれの患者も慢性腎不全ではなかった。
結論 これらの4人の患者の冠動脈のアテローム性動脈硬化プラークで観察されたシュウ酸カルシウム結晶沈着物は、2つの点でユニークである:(a)これらの沈着物はアテローム性動脈硬化プラークではこれまで報告されていない;(b)患者はシュウ酸沈着の認識されているパターンのいずれも示さなかった。この所見を “粥状硬化性シュウ酸沈着症 “という言葉で表現する。
Atherosclerotic oxalosis in coronary arteries
自閉スペクトラム症
自閉スペクトラム症(ASD)は遺伝的要因が強い疾患であるが、ある種の代謝障害が臨床的特徴に寄与している可能性がある。
ASD児の血漿中シュウ酸濃度は基準値の3倍、尿中シュウ酸濃度は2.5倍であった。尿中pH、クエン酸尿、カルシウム尿、BRIに基づく調整CaOx結晶化率に差は認められなかった。有意な高シュウ酸尿にもかかわらず、これらの患者では腎結石症や結石リスクの証拠は観察されなかった。
高シュウ酸血症および高シュウ酸尿症は、ASDの病因に関与している可能性がある。これが腎排泄障害の結果なのか、腸管吸収が亢進した結果なのか、あるいはその両方なのか、あるいはシュウ酸が血液脳関門を通過して自閉症児の中枢神経系機能を障害するのかどうかは、まだ不明である。これは、小児自閉症における血漿および尿中シュウ酸塩の最初の報告と思われる。
A potential pathogenic role of oxalate in autism
乳がんを誘発
微小石灰化は乳癌の早期で唯一の徴候となりうる。石灰化が形成される機序はまだ不明な点が多いが、微小石灰化を呈する乳癌は予後不良となることが多い。
ヒト乳癌組織と隣接する非病的乳房組織のシュウ酸塩濃度を測定した。乳房腫瘍組織は、非病的乳房組織よりも高濃度のシュウ酸塩を含んでいることがわかった。さらに、シュウ酸塩は乳房細胞の増殖を誘導し、腫瘍形成促進遺伝子c-fosの発現を刺激することが明らかになった。そして、シュウ酸塩をマウスの乳腺脂肪板に注射すると発癌作用があり、乳腺線維肉腫の特徴を持つ悪性度の高い腫瘍が生成される。
シュウ酸塩はこのような変化を促進するらしいので、シュウ酸塩の生産や発癌活性をコントロールできれば、乳癌腫瘍の発生率を大幅に減少させることができると予想される。
甲状腺疾患
まだまだあるけど多すぎるので、今回はこのくらいで、また次回。